Ubuntu22.04をドメイン参加してxrdpで接続する

前提条件

※ドメインコントローラーのIPは192.168.1.11
※クライアントのFQDNはclient.ad.example.jp

・ Ubuntu: 22.04.4
・ realmd: 0.17.0

DNSをドメインコントローラーにする。

# nmcli connection modify [接続名] ipv4.dns 192.168.1.11

ホスト名をFQDNにしておく。

# hostnamectl set-hostname client.ad.example.jp

ドメインに参加するためのパッケージをインストールする。

# apt install realmd

参加するドメインを確認する。

# realm discover AD.EXAMPLE.JP

ドメインに参加する。

# realm join AD.EXAMPLE.JP

xrdpをインストール、有効化して起動する。

# apt install xrdp
# systemctl enable --now xrdp

このままでもGUIログインやsshでのログインは問題ないが、xrdpにドメインユーザーで認証することができなかったので設定ファイルを2箇所変更した。

…
# ドメイン名を省略してログイン
# xrdpはデフォルトでドメイン名を解釈してくれない
#use_fully_qualified_names = True
use_fully_qualified_names = False
…
# xrdpセッションマネージャーのサービス名を指定
ad_gpo_map_remote_interactive = +xrdp-sesman

sssdを再起動する。

# systemctl restart sssd