CUPS-PDFの保存先変更

■/etc/cups/cups-pdf.conf

上記ファイルを編集。下記箇所を変更。

・保存場所
 Out ${HOME}/Desktop

・ファイル名の前にジョブ番号を付与
 Label 1

・ファイル名に保存場所を含めない
 TitlePref 1

■/etc/apparmor.d/usr.sbin.cupsd

上記ファイルも変更。

・@{HOME}/PDF/ rw, という行を保存先に変更
 @{HOME}/Desktop/ rw,

■最後にPCを再起動するか、下記コマンドを実行してサービスを再起動。

# systemctl restart cups
# systemctl restart apparmor

UbuntuMate18.04でCairo-dockが重複起動する問題対策

下記内容のスクリプトを作成して自動起動するアプリに登録する。
「-0」オプションは実際にはプロセスを殺さない。標準エラー出力を標準出力へ統合してすべての結果を破棄。「$?」は直前に実行したコマンドの終了値変数。

#!/bin/bash
killall -0 cairo-dock > /dev/null 2>&1
if [ $? = 1 ]; then
  cairo-dock;
fi

bindで特定のドメインを名前解決させない

bindの設定に対象のドメインを追記する。

options {
    directory "/var/named/";
    notify no;
    allow-query {
        localhost;
        192.168.1.0/24;
    };
    forwarders {
        192.168.1.254;
        8.8.8.8;
    };
};

zone "example.jp." {
    type master;
    file "example.jp.zone";
};

さっき指定したzoneファイルを作成する。
※admin.example.jp.の部分はadmin@example.jpという管理者のE-mailという意味
※ネームサーバーは適当に到達できないIPアドレス

@    IN    SOA    dns.example.jp.    admin.example.jp. (
           2018042619
           10800
           36400
           604800
           86400
)
       IN    NS   dns.example.jp.
dns    IN    A    10.0.0.1

作成したらファイルの所有グループをnamedに変更する。

# chgrp named /var/named/example.jp.zone

サービスを再起動。

# systemctl restart named

UbuntuGnome16.04のScalingFactorを全体に設定する

下記のファイルを編集する。

# vi /usr/share/glib-2.0/schemas/org.gnome.desktop.interface.gschema.xml

scaling-factorのdefaultを変更したい値にする。

……
<key name="scaling-factor" type="u">
   <default>2</default>
   <summary>Window scaling factor</summary>
   <description>
     Integer factor used to scale windows by. For use on high-dpi screens.
     0 means pick automatically based on monitor.
   </description>
</key>
……

コンパイルする。

# glib-compile-schemas /usr/share/glib-2.0/schemas/

UbuntuGnome16.04でXorgのScalingFactorを少数値でやってみた

先に結果を言っておくと、フォントなどは綺麗になるのだが、GIMPとInkscapeのツールボックスアイコンが極小になってしまい、僕はこれが気に入らなかった。普通にGnome-tweak-toolでフォントサイズを拡大した方が良いかもしれない。

今回もフルHD(1920×1080)のモニターでやった。目的は1.5のScaleFactor指定すること。

まず目的の大きさを超えるようscaling-factorを指定する。

$ gsettings set org.gnome.desktop.interface scaling-factor 2

次にxrandrで目的のモニター名を確認する。

$ xrandr

更にxrandrを使って解像度を変更する。

$ xrandr --output eDP1 --scale 1.5x1.5 --panning 2880x1620

xrandrの結果は保存されないので、Gnome-tweak-toolで自動起動するアプリケーションにスクリプトを作って指定すれば良い。

#!/bin/bash
xrandr --output eDP1 --scale 1.5x1.5 --panning 2880x1620

VPNでSoftEtherVPNサーバー自身(CentOS7)にアクセスする

NICが2枚必要なのでAmazonでUSB接続のNICを購入。

ネットワーク設定する。

# nmcli connection modify enp0s3f3u1 ipv4.method manual
# nmcli connection modify enp0s3f3u1 ipv4.addresses "0.0.0.0/32"
# nmcli connection modify enp0s3f3u1 connection.autoconnect yes
# nmcli connection up enp0s3f3u1

GUIの設定ツールからenp0s3f3u1にブリッジするように設定変更して完了。

LinuxMint18.3でL2TP/IPSecを使用したVPN接続

※UbuntuGnome16.04でも同じ手順で接続可能なのを確認済み

VPN設定画面にL2TP/IPSecを追加

Mintはリポジトリを追加してインストールする必要がある。

$ sudo -s
# add-apt-repository ppa:nm-l2tp/network-manager-l2tp
# apt update
# apt install network-manager-l2tp
# apt install network-manager-l2tp-gnome

GUIでVPN設定

「設定」の「ネットワーク接続」から追加ボタンでl2tpのVPN接続を追加する。

・接続名を入力
・ゲートウェイを入力
・ユーザー名・パスワードを入力
・IPSecを有効にしてPre-shared keyを入力
・IPSecのAdvancedからAlgorithmsを下記の通り入力
  [Phase1] aes256-sha1-modp2048,aes256-sha1-modp1536
  [Phase2] 3des-sha1-modp3072,3des-sha1-modp2048
  ※この値の調べ方は後述
・PPPのMPPE暗号を使用するをチェック
・MSCHAPv2のみ残してあとはチェック外す

Algorithmを調べる

下記のサイトを参考にike-scan.shを作成し、ike-scanをインストールしてからスクリプトを実行する。結果を解析して適宜Algorithmを入力する。
https://github.com/nm-l2tp/network-manager-l2tp/wiki/Known-Issues#querying-vpn-server-for-its-ikev1-algorithm-proposals
作成したike-scan.shはこちら

一時ファイルの削除

設定は合っているのに何故か接続できない場合は下記のコマンドで一時ファイルを削除すると接続できる場合がある。

# rm -f /etc/ipsec.d/nm-l2tp-ipsec-*.secrets